ファンクショナル(機能性)

ここでは、basicパートによる正しい骨格配列と、advanceパートで培った筋力と可動性を基盤とした運動パフォーマンスを向上させていきます。

スポーツや競技に勤しむ方や、プロのアスリートには必須の能力で、言わば「身体を扱う能力」です。本来、身体を動かす時に〇〇筋を使って・・・なんて考えることはしません。無意識で動けなければ脳にストレスがかかりすぎます。

ましてや、スポーツなどとっさに身体を動かすときにわざわざ頭で考えるのではなく、反射や反応といった感覚で身体が動くことがほとんどです。これまでのbasicやadvanceレベルのトレーニングも反復すれば意識レベルを下げてもクオリティの高い動作が可能なはずです。頭で考えるという作業は動作が複雑になればなるほど処理が難しくなるので、basicやadvanceのトレーニングをキツくても、ある程度意識的な余裕がないと、functionalでのトレーニングは厳しいでしょう。

ですので、フローチャート上では赤いラインより下に位置します。

functionalのチャートでは、大きく分けて3つのカテゴリーにトレーニングを分けており、同列に「バランス能力・不安定への対応」「全身運動の安定・協調性」で反応や反射といった無意識下での安定力と、関節の連動など効率の良い協調動作を養い、最後にパワーと瞬発力を発揮してもバランスと協調性が保てるように「瞬発的な協調性運動」を鍛えていきます。

スポーツ・競技も行なっている方は、必須の項目です。

 

 

バランス・不安定性への対応 全身運動の安定・協調性 瞬発的な協調性運動